スケジュールをHPで提供する理由

ここで私のスケジュールの空き・埋まりをチェックできるようにしています。信号機と同様に、以下のことを伝えます:

「緑」= 仕事や用事が新件を断るほどない

「黄」= 仕事や予定が入っているけど余裕はある

「赤」= 余裕がなくて新件を断るしかない

今までお客様はご使用して好評をいただいていますが、翻訳者の同僚から以下のコメントがあった:

「スケジュールの空きを公にするなんて危ないんじゃない?」「いつも埋まっているように見せるってhumblebragging(控え目に自慢していること)に過ぎないでしょう。」

前者は、みんなに「空いていますよ」と言ってしまったら、それを有効に使って低単価で嫌な仕事をさせられたりするのを恐れていたでしょう。だけど、私のお客様は私が対応する内容や料金もご存じで信頼関係も築いていますのでそう悩まなくてもいい。

後者は、偽の多忙を世界に見せて「珍しい」空きを運よくキャッチしたお客様に幸運な気持ちをさせたり、成果に高級感を加えたりしていると指摘されていたようです。しかし、実はそうでない。

スケジュールをHPで提供するのは、私の弱点を補強してお客様の便利のためである。

私の弱点とは、メールや電話があったらすぐ出ないことです。生まれつきのことですが、今現在従事していることに夢中になってしまう性格なので、電話かメールの着信音が鳴ったら困ります。

それに負けないよう、PCにはメールのプッシュ通知機能をオフにして、携帯電話も営業時間内だけにマナーモードが自動解除するようにしました。メールを自ら決めたタイミングでチェックして、お電話も営業時間内でも他の事に集中していたら出なくて、後から返して、いつも「今、ここ」にいるように仕事・生活をしています。

なお、今日のインスタント時代に合わない作戦・性格とは分かっているので、どうにかお客様のご依頼・ご相談に迅速に対応するような代案を考えました。そこで、簡単なカレンダーツールを使ってHPでスケジュールを予め提供することにしました。

そうするとお客様が電話やメールをせずに私が対応できるかどうかをワンクリックと一目でわかることが可能です。メール・メッセージ・お電話より早いし、それよりインスタントな対応はないでしょう。

こだわり

「こだわり」はとにかく訳しづらい言葉です。英語では「こだわり」に当てはまる一つの言葉はないし、いい意味の「こだわり」か悪い方かも無視できないし。文脈・背景、そして求められる品詞にもよりますが、一応、いくつかの候補をここで提案します:

selective
choosy
picky
finicky
intense
uncompromising
unyielding
enthralled
engrossed
fascinated
insatiable
refusing to settle for second best
painstaking
demanding
obsessive
eccentrically driven
constantly fine-tuning
addicted to optimizing
pursuing perfection
never satisfied
relentless
authoritative
intensely attached
distinctive
unique features
signature
quirks
perks
always wanting more
particular point of pride

また、次回「こだわり」に遭ったら上記の候補一つも使えないだろう。